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    投稿者: 暖簾の知識

    フレキシブルに利用できるのれん

    投稿日: 12月 26, 2022 投稿者: 暖簾の知識

    店舗に設置される軒先テントの看板テントはコーポレートカラーをベースに、店名のロゴや取扱商品のイラストなどをプリントし、日除けや雨除けだけではなく看板としても機能して遠くからでもどんなお店なのか視認できるなど重要な役割を果たしています。

     

    店舗看板

    そんな軒先テントの看板テントは、自由自在に角度が変えられるオーニングタイプが便利です。六角レンチやスパナなどを使用すれば、いつでも利用シーンに合わせて角度を変更することが可能です。

     

    時間の経過と共に変化する太陽光が降り注ぐ向きに合わせて調整すれば常に日除けができ、日陰の中に入れば一服の清涼感を得ることができます。

     

    暑い日差しの中では涼しい空間に移動したいという本能が働きますが、そこにオーニングタイプの軒先テントの看板テントによって作り出された空間があれば思わず立ち寄ってみたくなり、入店してもらう大きな動機となるのもメリットで売上に貢献を果たしてくれます。

     

    逆に過ごしやすい気候で天気の良い日には畳んでたっぷりの太陽光を窓から取り入れ、自然光による明るい空間を作り出すことが可能です。このように場面に応じてフレキシブルに利用できることから、導入事例が増えています。

    火災の被害を最小限に抑える

    看板テントで使用する生地はポリエステルに合成樹脂を挟んだ素材が主流で、丈夫で長持ちするだけではなくインクが定着しやすく綺麗にプリントできるのもメリットです。

     

    昨今ではフッ素加工が施された生地も増えており、汚れが付きにくい防汚機能、水が滴るのを防ぐ吸水防止機能、
    紫外線を防いでくれるUV防止機能、火災が発生した際に炎が広がるのを防ぐ防炎機能など優れた機能を備えています。

     

    防炎のれん

    看板テントは鮮やかなプリントで道行く人々にインパクトを与えて来客を促進できる一方で、生地で作られていることから可燃性があることが課題でした。商店街では建物が密集しているケースも多く、どこかで火災が発生した際に炎が蔓延しやすく被害が広がることも少なくありませんでした。

     

    そこで看板テントの生地にフッ素加工を施すことにより防炎機能を実現し、万が一炎が迫ることがあってもここで
    抑えて被害を最小限に食い止めることが期待できます。

     

    フッ素加工された看板テントが設置されている店舗なら一定の備えを確保することができることから、お客さんが
    安心して足を運ぶ動機にもなります。看板テントは使用する生地ひとつで、様々な恩恵をもたらしてくれます。

    カテゴリー: インクジェット・オーダーメイドのれん・暖簾の染色方法・暖簾の生地選び・暖簾の知識・暖簾を加工する・暖簾設置の工夫や注意点タグ: オーニング・フッ素加工・看板テント・軒先テント・防炎機能フレキシブルに利用できるのれんにコメントする

    防炎シアリエステルのれんで安全でおしゃれに

    投稿日: 10月 31, 2022 投稿者: 暖簾の知識

    のれんは風流な印象を持たせられることから人気があります。ただ、弱点がないわけではありません。特に木造住宅の場合には延焼しやすく、火事などの被害が気になるという方も多いのではないでしょうか。そこでお勧めなのが防炎シアリエステルのれんを使用することです。

    防炎シアリエステルのれん

    防炎シアリエステルのれんはその名前の通り、シアリエステルという素材を使用した暖簾であり、極めて高い防炎性能を持っているのが特徴となっています。シアリエステルはポリエステルの素材ですが、見た目や感触が麻のようになっていて、それがポリエステルであることはほとんどの方が分かりません。

    それゆえに麻のような涼し気な空気を維持しつつ、高い防炎性能を期待できます。こののれんはどこでも売られているわけでなく、高い技術を持っている会社によってリリースされています。中でも京都のれん株式会社は防炎シアリエステルのれんをはじめとする、防災性能の高い製品を多数取り扱っていることから注目を集めます。この製品は洗濯をすることができ、クリーニングに出す必要がありません。日本防炎協会の認定も受けている素材なので、その特長の優秀さを実感できることでしょう。

    透け感があるのに燃えない不思議な材質

    燃えにくいのれんというと分厚い製品をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、防炎シアリエステルのれんはそのイメージと全く対極に位置する存在です。透け感があり、手触りもさらっとしていて薄くなっています。

    燃えない不思議な材質

    のれんとしての涼やかを持っていて、扉やふすまとは全く違う特徴を持ちます。もちろん風を受けて適度になびく特性もそのまま持ちます。透け感がある素材でありながら燃えにくいという特徴はまさに画期的であり、この会社の技術ならではの性質ともいえるでしょう。

    見た目に天然素材との違いはほとんどなく、この商品を見た多くの人物が天然素材であると感じてしまいます。不特定多数の人が出入りする場所では防炎物品の使用が消防法によって義務付けられていますが、それを達成していることは言うまでもありません。

    それゆえに高層ビルなど災害の際に退出に時間のかかる建物であっても、安心して設置することが出来ます。カラーリングはベージュやグレーといった内装になじみやすいものが選択されています。カラフルではありませんが、お店や建物の雰囲気を邪魔することがありません。地下街での使用も検討されるなど活躍の機会は多いです。

    カテゴリー: オーダーメイドのれん・暖簾の生地選び・暖簾の知識・暖簾を加工する・暖簾設置の工夫や注意点タグ: のれん・京都のれん株式会社・透け感・防炎シアリエステルのれん防炎シアリエステルのれんで安全でおしゃれににコメントする

    暖簾の多くはオーダーメイドで作られる

    投稿日: 7月 12, 2022 投稿者: 暖簾の知識

    日本の伝統的な文化や慣習にのっとった店舗では、必ずと言って暖簾が軒先に垂れかけられています。
    これは今営業時間中であるとか、開店したということを公に知らせる信号的役割を果たしてます。

     

    そして店じまいや閉店、営業時間外であるという時は暖簾が外されたり、裏向きにかけられているので
    いちいち店主に聞かなくても客はそのことを暗黙裡に理解できるんです。非常に効率の良い便利な
    アイテムであると同時に、その店が何を扱うかどんなコンセプト化を知らしめる看板的役割も果たしてます。

     

    暖簾の製作は販売店に行き、すぐに買って帰るというわけにはいきません。なぜならその店のいわば看板や
    顔であるアイテムなので、デザインや構成に拘って多くの人が制作するんです。染色や色抜き、手描きなど
    着物を作ると同じくらい手間暇がかかるものであり、ほとんどがオーダーメイドで作られるわけです。
    オーダーのれん

    何よりも店によって軒先の玄関口の寸法も異なるために、それに合わせて生地を裁断し作り上げていかなければ
    なりません。それゆえどうしてもオーダーで製作できるまでに時間を要するのです。多くは京都の販売店で購入
    されることが多いと言われているんです。

    安い暖簾をお探しならばお勧めしたいものがあります

    フルオーダーで作られる暖簾は、その平均相場が5万円とも10万円ともいわれる世界です。一枚の布なのにと
    思われるかもしれませんが、呉服を製作するのと同等程度の手間暇や職人の巧みな仕事がそこにはあるんです。

     

    京都ののれんであれば、職人が分業で一つを作り上げます。捺染や色抜き、手描きなどそれぞれ熟練の職人が
    携わるので必然的に値段も高くなっていきます。

    手描きのれん

    こうした暖簾を、出来るだけ安く品質のクオリティーを下げずに購入したいと
    思う人も多いでしょう。この場合には京都にあるネット通販を行う販売店で
    購入することをお勧めします。色やサイズを選択し、文様や構図などもカタログ
    から選ぶことができます。別注のオーダーも可能であり、世界に一つしかない
    オリジナルののれん制作を行うことも可能になってるんです。

     

    単にネット通販だから安く買えるというものではありません。その品質もお墨付き
    なのです。のれんは日々、屋外の軒先にかけられ直射日光を浴びます。

     

    こうした光にも強く、捺染や手描きの絵が色落ちしにくいものも販売されてます。
    そして屋外では放火などのリスクもあるので、防炎性に長けた製品も用意しているのです。
    一度ネット通販を閲覧してみると良いでしょう。

    カテゴリー: オーダーメイドのれんタグ: オーダーメイド・安い・暖簾暖簾の多くはオーダーメイドで作られるにコメントする

    洗える防炎のれんならいつでもキレイ

    投稿日: 8月 20, 2021 投稿者: 暖簾の知識

    のれんはお店の入り口に取り付けることが多いです。
    自宅であれば、浴室や部屋の入り口など出入りが多い場所になります。
    店舗でも家でも人が頻繁に出入りする場所は、気づかない間に
    手あかがついて汚れてしまいます。

    のれんを洗うことが出来るならキレイな状態を保てますし、お店であれば
    お客様に不快な気持ちを与えることを避けることが出来るのです。

    しかも防炎のれんならお店でも安全に使用することが出来ます。

    安全性の高い防炎のれん

    例えば、飲食店を出すときに役所の検査がありますが、そのなかには防災も含まれています。
    燃えやすいものがあると審査に通らないことがあるのです。

    ですから、布類を防炎にするのは非常に大事な事なのです。
    せっかく買ったのに使えないとなったらもったいないですし、他に使い道が無かったら損をしてしまいます。

    飲食店ではキッチンスペースと飲食スペースにドアを設ける必要があり、
    防災に関する要求がいくつかあります。

    それで、事前に法的な要求を理解したうえで必要な物を購入することが大切であることがわかります。

    そのような中でのれんが防炎対応になっているなら、安心して使用することが出来ますし、
    お店のアクセントになりますので重宝できるのです。

    のれんは京都のれん通販で購入する

    江戸は三代、京都は十代と言われているように、京都の人は伝統を守りそのことを誇りに思っています。
    そのため、代々続く古いお店や会社が多いのが特徴となっています。

    そんな京都ですから、のれんの種類も豊富で人の目を楽しませることが出来るのです。
    文化や伝統というものは、一朝一夕で出来上がるものではありません。

    そのようなわけで、京都のれん通販ではおしゃれなのれんがたくさんあるので、
    自分好みのデザインを見つけることが可能です。

    好みののれんを見つける

    一般的には伝統的な日本らしい絵をイメージするかもしれませんが、
    企業が会社のイメージに合ったものを見つけることも出来ます。

    更にはオリジナルのオーダーの暖簾も頼むことが可能です。

    例えば、飲食店を開くことを考えているなら、お店のイメージや店舗名などをのれんに入れることも問題ないです。
    のれんは職人が一つ一つ丁寧に作っていますので、使う人を魅了するものとなっています。

    お店に何か一つアクセントをつけたいと考えているなら、のれんがお勧めです。
    京都のれんでは麻や綿など異なる素材の暖簾も取り扱っていますし、
    防炎などもあるので大人数が集まる場所でも使用することが可能になっています。

    カテゴリー: 暖簾の染色方法・暖簾の知識・顔料プリントタグ: のれん・京都のれん・洗える・通販・防炎のれん洗える防炎のれんならいつでもキレイにコメントする

    スペースを区切るパーテーションとして便利

    投稿日: 3月 20, 2021 投稿者: 暖簾の知識

    のれんは、スペースを分けたい時のパーテーションや間仕切りとしても便利に利用することができます。お店やサロン等で、スペースを区切りたいという時もあると思います。

    限られた広さの部屋をパーテーションや間仕切りを設けることで、用途別に使用できるのが特徴です。

    間仕切りとしてのれんを設置

    また、最近ではテレワークが進んでいるので、自宅でもスペースを分けたいと感じることも多いのではないでしょうか。

    のれんを設置することで、リビングの一角にテレワークの場所を設けることができます。家族が過ごす空間と仕切れるので、仕事をしやすい環境が整います。

    のれんの魅力は、スペースを区切れる一方で家族の気配も感じ取れるところにあります。完全に空間を遮断してしまうのではなく、適度な距離感を作ることができます。そのためお子さん等がいる場合でも、子どもに気を配りながら仕事をすることが可能です。

    のれんには昔ながらの和のテイストもありますが、モダンなデザインやナチュラルなテイストのものもあります。種類が豊富にあるので、自宅にあるインテリアに合わせて選ぶこともできます。

    北欧風のテイストだったり、スタイリッシュで洗練されたデザインのものもあります。

    見られたくない場所を隠しておくのに役立つ

    のれんは、家庭用の目隠しとしても便利に利用されています。自宅に人を招くことも多いですが、あまり見られたくないスペースもあるでしょう。

    例えば、料理を作るキッチンはあまり人に見られたくないと感じることも多いです。キッチンは調理家具や食器、調理家電など物が多いので、雑然としていることも珍しくありません。

    ごちゃごちゃとした空間を人に見られることに、戸惑いを感じることもあります。

    また、浴室や脱衣所なども人にはあまり見られたくないスペースです。家の間取りによっては、浴室や脱衣所スペースがリビングに隣接していることもあります。洗濯機を脱衣所スペースに設置していることも多いです。

    目隠しがないと、洗濯物などが丸見えになってしまいます。生活感があふれているので、できれば隠しておきたいと思うことも多いと思います。

    のれんを目隠しに活用

    そういった時にのれんがあると、見せたくないものを隠してくれるのでとても便利です。扉を設置してしまうと、開け閉めする手間がかかります。

    荷物を抱えている時などに不便になってしまうので、簡単にくぐり抜けられるのれんが重宝します。家庭用のお洒落なデザインのものもあるので、部屋のインテリアとして活用することができます。

    カテゴリー: 暖簾の知識タグ: のれん・パーテーション・家庭用・目隠し・間仕切りスペースを区切るパーテーションとして便利にコメントする

    色や大きさでちがうのれんの役割

    投稿日: 12月 22, 2020 投稿者: 暖簾の知識

    のれんはその昔、戸口にかけることで雨や風、日光が入るのを防ぐ役割をしていたむしろが次第に現在のような形に変化したとされています。

    当初は無地がほとんどでしたが江戸時代になり、庶民文化が花開くと文字を入れたり職業によって色を変えたりすることで、見ただけでそこになにがあるのかわかる宣伝媒体として使用されるようになったようです。

    たとえば茶色だとたばこ屋かお茶屋で、白は薬屋か砂糖を扱うお店とされていたようです。

    のれんの色の役割

    茶色は刻みタバコや番茶の色で、白は砂糖の色に由来しますが、薬屋も白というのは当時は砂糖が薬として扱われていたためです。

    サイズもいろいろだったようで、平安時代末期の絵巻物には大通りに面した長屋に三垂れで長さの異なるのれんがかかっている様子が描かれています。

    戸口とほぼ同じ長さのものや、半分ほどの長さのものがすでにあったようで現代では長いものは目隠しや日よけに、半分ほどのものや短いものは少し店内の様子を覗えることから高い集客効果があるようです。

    このようにのれんは色だけでなくサイズによっても用途や期待される効果がさまざまであり、使う人の考え方次第でどのようにでも利用できる便利な道具だともいえます。

    幅や長さは京都のれん株式会社に相談

    のれんが欲しいけどどのくらいの大きさがいいか分からないという場合は、京都のれん株式会社に相談すれば経験豊富な観点からアドバイスしてもらえます。

    どのような場所にかけるかで大体のサイズが決まり横幅は入り口や扉の幅より小さく、縦の長さは日光の取り入れ方、店内を見せたいのか隠したいのかなどで決まります。

    たくさんお客さんに来て欲しい場合は短く、目隠しとして使用する場合は長くした方がよいというのが一般的な考え方ですが、イメージがつかみづらいというときは昔からある伝統的な長さが参考になります。

    のれんの形

    標準的なのは130cmで銭湯や温泉でよく見られる長さです。
    それを半分にしたものやさらに短い40cmのものは居酒屋や和菓子屋など飲食店で使用されることが多いです。

    これに対して長さ150cmのものは日よけにしたり、会員制の食事処や通りから店内の様子を知られたくない料亭などで使用されています。

    つまりどのくらいの長さにしたらよいかはどのような役割をもたせ、どのような効果を期待するかで決まるわけで、迷ったりよくわからない場合は経験豊富な観点のある京都のれん株式会社に相談すれば適切なアドバイスをもらえます。

    カテゴリー: 暖簾の知識・暖簾を加工するタグ: アドバイス・サイズ・のれん・京都のれん株式会社・経験豊富な観点・考え方色や大きさでちがうのれんの役割にコメントする

    飛ばされないためにできること

    投稿日: 10月 1, 2020 投稿者: 暖簾の知識

    のれんを外にかけているのであれば、強い風が吹いたときに
    飛ばされてしまう恐れがあります。

    天気予報などを見て風が強い日は取り外しておくこともできますが、
    突風の場合は対応できませんし、お店であれば営業中かどうか
    分からなくなってしまうので問題です。

    基本的には、棒に通しているのでのれんだけが飛んでいってしまうことは
    少ないですが、風のせいで動いてしまい、見栄えが悪くなったり
    店名が見えなくなったりすることが多いと言えます。

    のれん設置の工夫

    のれんを作るならkyonoren.com「京都のれん株式会社」がお勧め

    たくさんの技法でお客様の作りたいものを

    実は、少し工夫することで強風でものれんが飛ばないようにすることができます。
    それは、マジックテープで固定するという方法です。

    のれんは突っ張り棒などに通して設置することが多いですが、
    棒とチチと呼ばれる棒を通す部分にマジックテープを貼りつけて
    くっつけるだけで良いので簡単だと言えます。

    これによって、飛ばされてぐちゃぐちゃになってしまうというような
    トラブルを防ぐことができるでしょう。

    紐で括りつけるようなタイプはのれんがなびくときに
    ほどけてしまう恐れがありますが、下の部分を袋状に縫って
    エステルロープを通しておけば重さでなびきにくくなるので、
    ほどけて飛んでいくことが防げるはずです。

    雨の日でも利用できるものがある

    外にのれんをかける場合、雨が当たってしまうと汚れやすくなりますし、
    湿ったのれんがそこを通る人に当たってしまうと不快な思いをさせることになります。

    こういった問題を解決するためには、撥水加工の素材でできたものを
    活用することがおすすめです。

    水を吸収しやすい布製のものしかないと思われがちですが、
    近頃は撥水加工が施されたものも登場しています。

    もちろん、色や柄、デザインなどは豊富ですし、オーダーメイドで
    好きな文字が入れられるケースもあることを知っておくと良いです。

    機能の代わりにデザイン性を諦める必要がないところも
    嬉しいポイントだと言えます。

    きちんと水をはじいてくれるものを利用すれば、
    雨水を吸水することがないので、入ってくる人に
    不快な思いをさせることもありません。

    撥水加工の生地

    のれんが水を含んでしまうことを避けるために
    雨の日は室内に入れるなどの対策をとっている
    ケースもありますが、お店であれば営業しているかどうかが
    分からなくなるなどの問題があります。

    一般的な布製のものであれば雨の日には気を遣う必要がありますが、
    雨をはじくように作られているものであれば、安心して
    外に出しておくことができるでしょう。

    カテゴリー: 暖簾の知識・暖簾設置の工夫や注意点タグ: のれん・強風・撥水加工・素材・飛ばないように飛ばされないためにできることにコメントする

    身近で伝統的な道具のひとつ

    投稿日: 8月 18, 2020 投稿者: 暖簾の知識

    呉服屋さんから和菓子屋さんに至るまで、古くから伝わる品物を取り扱うお店で
    しばしば目にするのれんには長い歴史があります。

    もともとは部屋の間仕切りや軒先の日よけとして利用されており、
    現在でもカーテンの様に開け閉めする必要のない目隠しとして、
    洗面台や脱衣所といった空間の目隠しに利用されています。

    空間の目隠し

    商店での利用も古くからありますが、店の称号や家紋が
    あしらわれるようになったのは鎌倉時代以降とされ、
    識字率が向上した江戸時代になると、現在のように
    文字を入れた物が広く普及しました。

    現代では商店の看板や象徴としての意味合いが強く、
    自動ドアなどで外気を遮る事も容易になっていることから
    塵除けとしての機能は重視されていませんが、
    透明なガラス戸を利用している場合には、強い日差しから
    お客様や商品を守ったり、不要な視線が店内に直接向けられることを
    防止する目隠しの役割を果たしている物です。

    さらに、人目に付きやすい高さに掲げることが可能で
    床に置く必要が無いことから、ショッピングモールなど
    屋内に店舗を構える飲食店でも活用されており、
    しばしば用いられる品名をあらかじめあしらった既製品が
    販売されるなど、身近な伝統文化のひとつです。

    お洒落で目立つのれんとは

    のれんといえば日本的なイメージが強く、自然の染料で染められた
    渋めの色合いの物を想像することが多いでしょう。

    しかし、住宅で目隠しや間仕切りの用途に用いられるものは、
    モダンな花柄なども多く見受けられ、デザインに特段の
    制約がないことが分かります。

    のれんのおしゃれなデザイン

    もし、路面や通路に面した店舗で日よけや目隠しが必要でありながら、
    ブラインドでは重たすぎたり味気ないと考えるのであれば、
    伝統だけにとらわれないのれんのオーダーメード製作がおすすめです。

    たとえば京都のれん株式会社では、軽やかな風合いと
    鮮やかな発色が特徴の防炎ポリエステル製の物の製作が可能です。

    さらに京都のれん株式会社では蛍光色を用いたのれんの製作に
    特殊な染料を用いているため、通常だと顔料による印刷で
    裏面まで色が抜けない蛍光色が、両面から綺麗に見える
    製品のオーダーを受け付けています。

    蛍光色は遠くからでも人目を引くので、多くの店舗が並ぶ
    商店街やショッピングモールといった立地で集客効果が
    期待でき、ネオン管風のデザインであれば夜の営業が
    主なお店の雰囲気にもマッチします。

    そして、鮮やかな発色と大胆なデザインの組み合わせは、
    モダンなお店のアピールにも役立つでしょう。

    カテゴリー: 暖簾の染色方法・暖簾の知識タグ: のれん・京都のれん株式会社・蛍光・製作身近で伝統的な道具のひとつにコメントする

    火災事故を防ぐために必要な加工

    投稿日: 6月 3, 2020 投稿者: 暖簾の知識

    多くの繊維製品は燃えやすいため、火がつくと勢い良く燃え広がって
    大きな火災を引き起こしてしまいます。

    店舗などで使用されるのれんも燃えやすい繊維なので、
    素材を改良した製品が誕生したり、燃えにくくするための
    加工を施す会社が生まれています。

    例えば、綿100%の生地に火をつけるとすぐに燃え広がりますが、
    燃えにくい加工をした物に点火しても、火がつかず焦げるだけで済みます。

    また、ポリエステル100%の生地に火をつけると溶けながら
    燃え広がりますが、加工済みの物なら火がつかずに溶けるだけで
    燃える事はありません。

    防炎加工を施す

    近年では、お年寄りのいる家庭での火災事故が多発しています。
    もし、お店と住居が兼用となっていて、そこにお年寄りが住んでいる場合は
    燃えにくい加工のなされたのれんを設置する事が必須となるでしょう。

    また、学校や病院、老人ホーム・デイケアセンターなどの施設でも
    火がつきにくい加工は欠かせないでしょう。

    冬季ではストーブ等の暖房器具が窓側に置かれる場合が多いため、
    このような加工が施されている事がさらに重要となります。

    なお、手持ちののれんに加工を施したい場合には、
    消防庁が認定している加工会社に依頼する事をおすすめします。

    日本防炎協会が交付している防炎ラベル

    消防庁の法令では、燃焼を防ぐ加工がなされた物品の使用が
    義務付けられています。地上から31メートル以上の高層建築物や
    映画館・劇場、旅館やホテルなどの宿泊施設が対象です。

    また、老人福祉施設や介護老人保険施設、映画やテレビ番組を
    撮影するスタジオなども含まれます。

    これらの中には、不特定多数の人が出入りする飲食店や
    公衆浴場なども対象となっているため、そこに設置されるのれんも
    燃えにくい素材である事が求められます。

    また、日本防炎協会は基準を満たした物を「防炎物品」と
    認定し、これを証明するための「防炎ラベル」を交付しています。

    手持ちののれんに燃えにくい加工を施したい場合には、
    消防庁登録の処理会社に加工を依頼すると良いでしょう。

    このラベルを交付出来る会社は、消防庁長官によって
    「登録表示者」として登録されているため、安心です。

    安心

    のれんの加工が完了した後に、ラベルを付けてもらえます。
    なお、持ち込んだ生地の成分などを示す表示がない場合は
    顕微鏡で拡大したり、薬品などの化学反応式(繊維鑑別法)で
    生地を判別してもらえる会社を選びましょう。

    これらの会社なら、生地に応じた加工を施してくれます。
    その際に、共布があれば用意しておくと良いでしょう。

    カテゴリー: 暖簾の知識・暖簾を加工するタグ: のれん・日本防炎協会・防炎火災事故を防ぐために必要な加工にコメントする

    雨が濡れるところで天然繊維のれんがいいなら京都のれん

    投稿日: 4月 20, 2020 投稿者: 暖簾の知識

    のれんは生地選びが重要です

    京都のれんでは様々な生地を使って製品作りを行っています。
    生地の違いによって異なる特徴があるので、用途を考えて選ぶことが大切です。

    顔料染めは耐光性があるため日除けに適しています。
    屋外掲示を基本とする場合、常に直射日光に晒されるため耐光性を
    考慮しなければなりません。

    顔料染めは様々な製法の中でも特に紫外線への耐久性が高いため、他の染料と
    比較して色褪せや日焼けに強いという特徴があります。

    日焼けに強い

    店舗を常設するような場合には最適技術です。

    顔料染めはデザインの再現度も優れているので、理想的なのれんを
    作ることができます。

    また風合いもよく、洗濯に対してもある程度の耐久性があります。
    色褪せしにくい日除け幕などが必要な場合にはこの製法を選ぶとよいでしょう。

    様々な製法がありますが、用途に応じて最適なものを選ぶためには
    プロに相談するのがおすすめです。

    長年にわたって様々な製品を作ってきた実績のあるプロに相談すれば、
    最適な素材を提案してくれます。

    シルクスクリーンで作ったのれんについて

    のれん作りにはシルクスクリーンが採用されることがあります。
    この技術は孔版印刷の一種で、メッシュ状の版に穴を作りインクを落とします。

    孔版画の孔には突き抜けた穴という意味があります。
    必ずしも絹を使って印刷を行うわけではありません。

    実際にはメッシュを使った方法が採用されています。
    インクが落ちるのは穴の部分だけです。

    この技術は非常にシンプルなので様々な製品に利用されています。
    のれん以外にTシャツの生地やリモコン、電子基板などにも利用される技術です。

    プロに任せる

    シルクスクリーンでのれんを作る場合、基本的に写真製版でデータ化した
    デザインの型を作ります。この型を使って無地の生地に印刷を行います。

    天然素材を使って製作する他の技術と比較して、デザインの精度が高いと
    いう特徴があります。

    職人が切り型を作って印刷する方法もありますが、写真製版でデータ化した
    デザインの型を作った方が効率的です。

    求めるデザインを確実に表現したいのであれば、プロに相談するとよいでしょう。

    適切な技術で理想的な製品を作ってくれます。

    カテゴリー: 暖簾の生地選びタグ: シルク・のれん・顔料雨が濡れるところで天然繊維のれんがいいなら京都のれんにコメントする

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    京都でのれんを作りたい

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    • 防炎シアリエステルのれんで安全でおしゃれに 10月 31, 2022
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    • 洗える防炎のれんならいつでもキレイ 8月 20, 2021
    • スペースを区切るパーテーションとして便利 3月 20, 2021
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    • 身近で伝統的な道具のひとつ 8月 18, 2020
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